一般的にはあまり聞きなれない病気の名前だと思いますので知って見える人も少ないと思います。まず、脊髄小脳変性症とは、どういったものなのでしょうか?脊髄小脳変性症とは、小脳や脊髄性の運動失調を主な症状とする神経変性疾患の総称のことをいいます。この病気は中年以降に発症する場合が多いようですが、若年期、高齢期で発症することもあります。脊髄小脳変性症は、徐々に発症し、症状が非常にゆっくりと進行していく経過をとるのが特徴で、数十年単位で進行していくことが多いです。具体的な原因は、今のところまだ不明です。しかし、近年では病気の研究が進み、原因となる遺伝子がどんどん発見されているようです。遺伝非遺伝性のものが60%、遺伝によるものが40%と言われています。治療の方法も進歩していますが、現段階では、まだ脊髄小脳変性症を完全に治療する療法は見つかっておらず、対症療法が基本として行われるようです。完治はできなくても運動失調の進行を遅らせることができるので、治療やリハビリを続けていくことが大切です。