‘治療’ カテゴリーのアーカイブ

脊髄小脳変性症の治療

2010年6月6日 日曜日

現在、この脊髄小脳変性症を完全に治療する療法は見つかっていません。ですが、病気の研究が進み、症状の進行を遅らせることができるようになってきました。脊髄小脳変性症は歩行、構音障害といった運動失調を特徴としていますので、それらに対しての対症療法が行われます。治療法の一つとして薬物療法があります。TRHと呼ばれる薬がある程度の効果を上げることが確認されています。また、症状として振戦、筋固縮、姿勢反射障害といったパーキンソニズムがあるため、パーキンソン治療薬が使用されます。その他にも、起立性低血圧などの自律神経症状に対しての薬物療法が行われます。そしてもう一つ大切なのが、リハビリです。リハビリは運動失調の進行を遅らせるためにもとても大切なことです。重りの入った靴や足に重りを付ける、足を弾性包帯で巻くなどの方法があり、歩行障害や起立性低血圧などを防ぐことができるようです。この脊髄小脳変性症を完治させる治療法は今のところありませんが、こういった治療を続けていくことで症状の進行をを遅らせることができます。