小脳の障害

脊髄小脳変性症とは、小脳や脳幹から脊髄にかけての神経細胞が少しずつ破壊されていく病気です。小脳には様々な機能があります。主な機能としては知覚と運動機能の総合をしており、平衡感覚・筋緊張・随意筋運動の調節などをしています。このため、小脳が障害されると、運動や平衡感覚に異常をきたし、精密な運動ができなくなります。ですから、この脊髄小脳変性症になると運動失調が主な症状としてでてきます。例えば、歩行障害です。歩行時にお酒に酔ったようにふらつき、転倒することが多くなります。症状が進行してくると歩行困難にあります。また、四肢の失調があり、手や足を思い通りに動かすことができなくなります。そのほかにも、ろれつがまわらなくなる構音障害、眼球運動の異常、姿勢が上手く保てないなどの姿勢反射失調が起こります。これらは小脳の神経細胞が破壊されることが原因で起こる症状です。脊髄小脳変性症は破壊する神経細胞によって他にも様々な症状が起こってくる怖い病気なのです。

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